イベント×BtoBマーケの極意 リソース不足 解消の一手 〜実践編〜
これまでの振り返り
<前編では>
イベントマーケターが本来やるべきことと、その実現に立ちはだかる壁となるリソース不足問題について解説しました。
イベントマーケターはデマンドジェネレーションの実行を担う主要担当者です。獲得すべき潜在リード層に対してのアプローチ手法が増えたことによって業務範囲が広くなり、慢性的なリソース不足に陥ることもしばしばです。その結果として生まれるシワ寄せの影響範囲もまた広くなり、さらなるリソース不足のループに陥ることも少なくありません。
<後編では>
リソース不足に対する解消法と私たちがお勧めするパートナー企業の選び方について解説しました。
リソース不足はどの企業でも陥りやすく、放置してしまうとその後のマーケティングプロセスが滞ってしまう深刻な問題です。だからこそリソースに関する課題を解消するための社内方針をすばやく意思決定し、実行に移していく必要があるのです。適切なパートナー選びさえできれば、アウトソーシングに頼ることは必ずしも悪いことではありません。
本シリーズ最後となる今回の実践編では、弊社が提供する業務効率化のための資料のご案内と、弊社の実際の支援の取り組みについてもご紹介します。
事例のご紹介
猿人は「あなたの丸投げ、受け止めます」をモットーに、IT企業のBtoBマーケティングにおいて経験豊富なメンバーが、あらゆる手段を駆使して時に泥臭く、時にスマートに、プロジェクトの推進をサポートしています。
クライアントへのインタビューを通じて、弊社が信頼できるパートナーとしてどのように評価頂いているか、プロジェクトの裏側をご紹介します。
事例①『スタートアップ支援事例~新規事業のGo-to-Marketを二人三脚で伴走~』
概要
スタートアップ企業が新サービスをローンチする際に伴走支援を実施課題
マーケティング部が存在していない
支援内容
営業・マーケティング両面から事業の成長フェーズに合わせた支援を提供
具体的には以下の3フェーズで支援
- 導入期:営業支援ツールの制作、パートナーキックオフイベント開催、リード管理プラットフォームを導入
- 成長期:展示会出展、セミナー登壇、コンテンツ制作強化によるリードジェネレーションを加速
- 拡販期:業界別アプローチやステークホルダー別アプローチによる認知拡大とリードの質を向上
事例②『大手SIer支援事例~事業部マーケ支援&全社マーケ支援によるシナジー効果~』
概要
大手SIerの複数部門におけるマーケティング支援から、全社的なマーケティング支援、さらにはパートナー企業とのコ・マーケティング支援まで発展
課題
- 組織が縦割りで、各事業部が個別に製品・ソリューションのプロモーション活動を実施
-
全社的なマーケティング戦略の統一性が不足
支援内容
事業の成長フェーズと組織の変化に合わせた包括的な支援を提供
1.個別~複数部門のイベント支援
- 展示会出展の企画・運営支援
- セミナー支援、製品紹介動画制作、導入事例制作
2.全社を巻き込むCxO向け施策の支援
- プライベートカンファレンスの企画・運営
- コンテンツシンジケーション施策の実施
3.マーケティング全体を包含した支援
- リードジェネレーションキャンペーン
- ブランド強化企画
- デジタルマーケティング施策(広告運用、サイト制作、MA/CMS運用等)
4.コ・マーケティングの提案・実行
- B社とパートナー企業(製品開発元)との協業マーケティング支援
- 共同イベント、展示会出展等の企画・運営
事例③『SaaS企業の支援事例~マーケティング戦略の再構築の全貌~』
概要
クライアントのSaaS企業のマーケティング担当者が新たに着任したタイミングで、マーケティングプランの策定から実行まで伴走支援課題
- 社内リソース不足:新たな市場に挑戦する必要があるが現体制では難しい
- ペルソナのミスマッチ:当初のターゲット設定と実際の顧客像にギャップがあった
- 組織間連携:マーケティングチームとアクイジションチームの連携に問題があった
支援内容
- 製品・サービス、過去実績、方針・戦略・ターゲットの確認
- ターゲット像の明確化と軌道修正
- 年間マーケティングプランの策定(リードジェネレーションとアウェアネス施策)
- フラッグシップイベントの設定と関連施策の計画
- メディア企画や広告企画の選定と実施
- 新カテゴリーの認知獲得のための施策実施
- パートナーへのインプット支援
- コミュニケーションラインの整備(プロジェクト管理ツール、コミュニケーションツール、定例会)
- 社内外のステークホルダーとの連携支援
- 組織間の連携改善(マーケティングチームとアクイジションチーム)
“猿技”を活用して業務を効率化
猿人では自力で頑張るしかないマーケティング担当者やイベント担当者のために、これまで培ってきたノウハウや経験を“猿技”と称したドキュメントを配布しています。計画から実行までイベント施策の取り組みに幅広く役立てていただける内容となっておりますので、是非チェックしてみてください。
イベント&広告企画リスト
2024年9月以降に開催/掲載されるイベントおよび広告企画を業界別にExcel形式でまとめています。
セミナー / カンファレンス:失敗しない!BtoBイベントの会場選び
BtoBイベントを成功に導く会場選びについて、4つのポイントをご紹介しています。
セミナー / カンファレンス:100のTodoリスト
セミナー / カンファレンスを成功させるためのTodoテンプレート(Excel形式)を配布しています。
セミナー / カンファレンス:RFPに"書くべきこと"
セミナー / カンファレンスの提案依頼書(RFP)を配布しています。より精度の高い提案を引き出すための最善策を伝授します。
丸投げ診断のご紹介
その業務、猿人ですべて対応します
ひとつのプロジェクトで発生するさまざまな仕事を別々の業者に依頼していると、手間やコストは増えるし、ストレスは溜まるし、いっそ1社に丸投げできたら…そう思いませんか?
同じ製品やソリューションのマーケティング施策をずっとやっていると、やってることや思考回路がマンネリ化してしまう。外部の立場から新たな知見を持ち込んでくれるパートナーがいたら…そう思いませんか?
猿人では『丸投げ』と称して、クライアントのツボをつく企画と提案を行っています。たとえば、こんな『丸投げ』受け止めます。
「来年の展示会一覧ちょうだい」
「来期のプラン、明後日までにスライド作ってもらえる?」
「ブランディングとリードジェンの両立プラン、提案してくれない?」
「協賛社説明会出ておいてくれる?(あとはよろしく!)」
「社内営業と直接やりとりして全体仕切ってくれない?」
「社長のスライド、社長と会話して作っておいて。」
「社内に誰も相談できる相手がいなくて…。」
マッチング度を診断
4つの質問にお答えいただくだけで、あなたの丸投げ適応度が丸わかり。
「パートナー選びに悩んでいる…」「RFPでどこまで書くべきか実はよくわかっていない…」などのお悩みも、実は代理店に丸投げしてしまうのもアリかもしれません。お気軽にお試しください!
イベント×BtoBマーケを成功させるなら『猿人』
猿人はイベント運営会社から映像制作、ブースデザイン&施工、Web制作、システム開発、リサーチ会社、PR会社、メディア各社に至るまで、数々のプロフェッショナルと強固な協力体制を組み、あらゆるリクエストにお応えします。
猿人の特徴
1.ツボをつく企画と提案
猿人の仕事はいつでも顧客のビジネス理解からスタートします。次にマーケティング課題の紐解き。そして、顧客の悩みや課題を解決する企画には、ちょっとした“感動”も添えて提案します。
2.経験とノウハウに基づく実行支援
IT業界における長年のマーケティング支援経験とノウハウから、最善の実行支援を提供します。オンライン・オフラインを問わず幅広い実行手段を持つ猿人が、時に泥臭く、時にスマートにプロジェクトの推進をサポートします。
3.どこまでも寄り添う
マーケティング担当者様を取り巻く環境は目まぐるしく変化します。リソースが限られる担当者様がやるべきことに集中するためのお手伝いを、どこまでも柔軟に対応します。アイデアだしの壁打ち相手からたまには愚痴だって聞いちゃいます。お気軽にご相談ください。
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