2024年 年頭“直”感

宇野 浩二
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新年あけましておめでとうございます。

元旦の震災での被災者の方々、ご家族へは心よりお見舞い申し上げます。
私の友人も避難生活を過ごしており、多くの方が寒さと食事に困っているといい、「何で熊は何も食わずに冬を過ごせるんだろう?マジうらやましい」と厳しい現状を伝えてきます。

…日常が戻ることを切に願います。

進化する猿人

おかげさまで2023年、猿人は大きく飛躍した年になりました。
売上規模、従業員数、顧客数など目に見える数字でも大きくなりました。

ひとえに日頃太平洋のような広い心で対応してくださる協力会社のみなさま、富士山の頂上から叩き付けるかのごとく叱咤激励しパートナーとして認めてくださるクライアントのみなさま、そしてストレスのはけ口として夜遅くまで受け入れてくれる飲食店や夜のお店のみなさまのおかげでございます。

なによりも大きく変化したのは従業員の猿たちです。

中堅・若手の「自主性」「自律性」が際立って、猿人カルチャーに反映されたように感じました。その層がキレキレに働くものだから、下支えしてくれるアシスタントさんチームもすべてを我が事として受け止めマルチに働いてくれました。
これがまさに「一丸」というやつかと、特に繫忙期はチームや個の社内連携がすばらしかった。後述しますがそれが若手の成長を促し、結果会社全体をボトムアップしてくれた。

従業員40人の会社になりましたがホントみんな仲が良いんですよねー。

「やらない」文化の浸透

中小企業のありがちな構造として、経営陣やデキる人間に仕事が集中し破綻する、もしくはスケールしないなんてことを耳にします。特にわれわれ広告代理店やイベント屋さんはそんな属人的構造になりやすく、お客様や周囲に迷惑をかけることが多々あります。

で、みんな疲れちゃうし、若手は虐げられるから辞めちゃうし、さらには組織改革を目的に従業員をたくさん入れて給料が上がらないコスト構造になっちゃって結果的に従業員満足度がさがっちゃうとかで、企業成長が頭打ちになっちゃうのがよく聞く話。

じゃあなんで猿人はうまくいってるんだろうと振り返ったときに、「やらない」文化も一役買っているのかなと思いました。
デキる人間は前に出たくなっちゃうんですよね。口も出したくなるし、全部自分でやりたくなっちゃう。

それを「やらない」文化。
デキる人間は手を動かさず若手にチャレンジさせてあえて責任を背負わせる。

若手に任せられんのか問題

とはいえ、「最近あいつ勢い出てきたよなー!」っていう若手の定義は猿人では中途入社歴約3〜5年と広告業界では遅咲きかもしれません。で、そんな若手にチャレンジさせて、クオリティや安心感、対応はどうなんだ?とここまで読んだ人は思われるかもしれません。

はい、ご指摘の通り、超不安です。

僕らの商売は目の前の売上数字よりも、その案件のクオリティと成果、そしてクライアント担当者の負担を軽減しながら、安心・安全な案件進行を行うことが求められます。それを猿人社内の都合で「若手なんかに任せんな!」「しっかりおさめられるやつを出してこい!」と、直接言われたこともありますし、私がクライアントでもそう思います、はい。

けどですね、わかったんです。

やっぱり一人デキるやつを特攻隊長で仕切らせて続けても限界が来て、結果的にみなさんに迷惑かけることを。
なのでそのデキるやつのスキル、経験、ノウハウを全社共有しながら、若手の向上心や顧客愛を掛け合わせて、顧客とひとつひとつの案件に向き合っていく。その仕組みが成果として目に見えてきたのが2023年の中盤くらいからだったと思います。

コンテンツチームも好発進

昨年の年頭ブログで発表した猿人進化計画も順調に進んでおります。

マーケティングプランニング、コンテンツクリエイション(デジタルコンテンツ、eBook制作など)、各種記事制作、メディアリレーションを担うコンテンツチームが2023年夏に発足し、早速多くのご依頼とご評価を頂いております。ありがたい。

ホームページもリニューアルして、「あのラーメンは何?」を思われた方もたくさんいらっしゃったんではないかと思います。
そして、ENJIN 47 Projectで東北から中四国までフルリモート社員がジョインして、さらに安定的、かつパワフルなサービスが提供できるようになりました。

猿人のビジネスは、顧客の目指すコト・欲するモノを一緒に考え提供していくこと。つまりはその提供サービスがいまの猿人の組織・部門・役割づくりとイコールだったりします。

必然的にBtoBマーケティング支援の分野では最強になっていくのであります。

2024の抱負

猿人って「イベント屋さん」とか「制作会社」って認識されてるお客さんがまだまだ多いんですよね。実は支援領域はホントに拡がってるんです。

ここ数年のマーケティングご担当者の困りごとって、

  • 四半期・半期・年間のマーケティングプラン、ファネル設計、予算配分
  • イベントやキャンペーンのテーマ、タイトル、概要文などテキストコンテンツ作成
  • デジタルコンテンツのシナリオ、ストーリー設計
  • 営業担当やパートナーなどステークホルダーとの連携施策

など、外注依頼しづらく頭に汗をかかなきゃいけないソフトなところをご担当者さんひとりで抱え込み、時間を使ってしまう、というようなお話をよく聞きます(自分でやりたいんだけど時間が無くてできないとか)。

これらの困りごとって、猿人全部お手伝いできるんですよ。

顧客製品・ソリューションの市場や競合を理解し、対象に対してどのようなアプローチをするか。GTM、施策実行まで一気通貫でやれちゃいます。

「うちの製品を関東だけじゃなくて地方都市にももっと広めたいんだよね。デジタルとオフライン両面で考えてくれる?」
のひとことだけで僕らは動けます。すぐに。

この強みがまだあまり知られてないんですよね。「え?そんなことできるの?じゃあこれも考えてやってよ。」というご依頼がとても増えました。なので、もっと多くの方に知ってもらい、孤独なマーケティング担当者さんのお手伝いをしていきたいなと。で、猿人も儲けさせていただきたいと思っております。

どうぞお気軽にお声がけくださいませ。

組織面では従業員は前述の通り、みんな仲がいいし、カルチャーが浸透してきているし、リーダーシップを発揮している中間層もでてきた。とてもいい感じです。創業メンバーの声ではなく、従業員みんなが自分たちの考え・力で会社を良くしようと考えてくれている。いい仲間に恵まれました。

まさにこのビジョン(※社内資料より抜粋)を体現する集団になってきたんじゃないかと思っています。

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あと、よく言われるのが「猿人さんでっかくなったよねー」「どれくらいの規模目指してるの?」とか。

特にないんですよ。定量的な目標は。大きくしたいとも思ってない。

ただ、僕らが培ってきた知見やノウハウってBtoBマーケティング支援、特にIT企業向けでは絶対に役立つんです。なので、もっと多くの方と接点を持ちたいと思ってるし、支援ができればと思ってます。そのために事業規模を大きくしなくてはならない、という感じです。

あ、最後にこの猿人特製しじみ汁、これ、アシスタントさんメンバーが日頃頑張ってる営業メンバーへって手作りでプレゼントしてくれたんです。涙出ちゃうでしょ?

2024年は彼女たちのために働きますよ。

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少々長くなりました。
このブログは従業員へのメッセージでもあるのでお許しください。
それでは本年もよろしくお願いいたします!

宇野 浩二
https://www.facebook.com/koji.uno.3

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