みなさん、こんにちは。
5月にマーケティング専任となり、4か月ほど経過しました。
私の入社時は、25名程度だったメンバーも気が付くと30名を超え、現在は33名になりました。
それぞれが様々な経歴と個性を持ち、得意な領域も異なるため、新しいアイデアについての会話が始まると個人では出すことができなかった面白い意見が出てきます。
個性が爆発してしまうので時々、(いい意味で)痴話げんかのような光景も見受けられます。
私自身も異なる立場となったことでこれらの社内コミュニケーションについて考えるきっかけをもらったので今日はコミュニケーションの話です。
社内コミュニケーションの質を向上させるためにどのような方法があるのか、猿人の社内で行われている方法を含めてご紹介します。
1.透明性を高める:オープンな場での情報共有
【あるある】忙しくて依頼/相談するのを忘れていた件、急かされてついつい個人チャットしちゃう
誰かに何かを依頼するときのあるあるですね。
その依頼自体は些細な内容でも優先してもらうことで相手が抱える他のタスクが後回しになるのはもちろん、他のメンバーに見えない状態でこのような依頼が積み重なると「○○さん、依頼している案件少ないのに全然進まないね」というネガティブな評価を相手が受けてしまう可能性があります。
そんな時、そのネガティブオーラを察知して「原因、自分だわ。ごめん(てへぺろ)」と名乗り出ることができる方でもない限り、自分と相手以外に関係していない業務の場合でもその他に影響を与える可能性があることを意識し、オープンな場でコミュニケーションをとることをおすすめします。
2.定期報告を意識づける:報告/確認すべきことは事前に用意
【あるある】話すことを整理せずにとりあえず定例に参加して上司から膝カックンを受ける
議題を確認せずに打ち合わせに挑んでいませんか?
定例会などでの進捗状況や問題点を共有には、事前に準備が必須なことはもちろん確認したうえで会議の必要性がないと判断できる場合、スキップの提案をすることで相手の時間を奪わずに済みます。
(最近、Shopifyで従業員がカレンダーで会議を設定しようとすると費やされるコストが算出されるツールを導入し、参加者が2名を超える会議を禁止したニュースが話題になりましたね)
3.情報の整理とカスタマイズ:ツールの使い分け
【あるある】すべての情報が1つのチャットに集約されており、1日休むともう遡って確認をする気力が沸かない
いまや複数のコミュニケーションツールが導入されている企業さんも多いかと思いますが、その使い分けはできていますか?
たとえば「チャットツール」はその時点で即時共有すべき緊ぎの連絡や全社的なご案内やお知らせなどのリマインドに向いており、これに対して「プロジェクト管理ツール」は準備に時間を要するものや議題のリストアップなどの複数名が同時に更新を行うのに向いています。
適切な情報共有手段を選定し、事前にチーム内でどのように情報の整理と共有を行うかの認識を合わせて進めることをおすすめします。
4.積極的なレスポンス:フィードバック文化の醸成
【あるある】あれ?○○さん、他の人の雑談にリアクションしてるのに私の質問には返事くれない。。涙
「質問来ているなーでも、いますぐ回答できない(白目)」ことってありますよね、わかります。
でも、まずはリアクションや一時応答で「見てるよー(少し時間頂戴)」と伝えましょう。
そうすることで相手が無用な心配や不安をすることが減ります。
5.社内コミュニケーションの評価
【あるある】みんな宛 (TO ALL) だし、別にリプしなくてもいっか
SNS慣れしている人は見る専の人も多いかと思いますが、自分の投稿にリアクションがないとモチベーションは上がりません。
情報発信をした人ではなく、リアクションした人の評価を行うことで積極的な社内コミュニケーションを促すきっかけになります。
コミュニケーションツールが提供するAPIを利用して、コメントやリアクションなどをカウントし、積極的なコメントやリアクションを行った人を社内で発表するなどもよいかと思います。
長々と書いてしまいましたが「最近、忙しくてちょっとチームの雰囲気が・・・」という方は、ぜひ頭の片隅においていただき、気づいたときに1つでも実践してみていただけると嬉しいです。
きっとチームや社内のコミュニケーション量が増え、情報共有が頻繁に行われることでコミュニケーション自体の質が向上し、より周りの協力を得られやすくなるはずです。
「そんなことを言われても、忙しすぎてコミュニケーションに気遣う時間を取れないよ!」という方は、猿の手を使ってみることもご検討くださいませ。