コーポレートサイトリニューアルへの道 Vol.3 協力会社選定:ない袖は振らない勇者

阿部 晴佳
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はじめに

今回のブログは、コーポレートサイトリニューアルの経緯から苦悩、我々の想いを形にしてくれたWebパートナーとの対談をシリーズでお送りいたします。
 
✓ Vol.1 よし、やっぱコーポレートサイトをリニューアルしよう!
✓ Vol.2 初期企画フェーズの苦悩
Vol.3 協力会社選定:ない袖は振らない勇者
✓ Vol.4 協力会社選定:おびえる戦士
✓ Vol.5 めでたくローンチ、物語は続く。~悶絶コンテンツ制作フェーズの始まりはじまり


時は2018年、・・・(略)、突如として猿人はHubSpotを導入します。
※コメント:導入経緯の詳細は筆者が猿になる前なので割愛

2021年にはコーポレートサイトをHubSpotへ移行し、Sansanとも連携するなど少しづつHubSpotに触れはじめ、いよいよ本格的にHubSpotを活用しようというフェーズにたどり着きました。

HubSpot上でWebサイトを構築・運用するには、HubSpotに対する深い知見と経験値が必要になりますので、新たにHubSpotに強いWebパートナーさんを探すことになります。今日は、そんなHubSpotビギナーな我々のコーポレートサイトリニューアルにお付き合いをいただいたパートナーさんとリニューアルまでの日々を振り返りたいと思います。

第1章:新たなパートナーを求めて

まず、新しいパートナーと出会うべく、HubSpot パートナーリストの上位から順に猪突猛進!・・はせず、目星を付けて問い合わせを開始しました。そして紆余曲折の末、最終的にHubSpot Solutions Partner同士がタッグを組む、という最強パーティが結成されます。

 

第2章:猿人からの依頼

所謂、RFPは用意しませんでしたが、委託先の選定に伴い、パートナー候補企業の皆さんにはざっくりとした課題感と目的を共有し、提案をお願いしました。


1.コーポレートサイトリニューアルの目的

課題1:デザイン

過去1~2年の短期間の内にサイトの増改築を繰り返した結果、コーポレートサイトとしての統一感がなくなっており、新規来訪者にも既存来訪者にも事業内容が伝わりづらいサイトとなっていた。

※旧サイトTOP

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課題2:事業内容

全体的にコロナ禍以前の事業内容やサービス範囲、メッセージングとなっており、現状とのギャップが生じている。

コロナ禍を経て、猿人のサービススコープは拡張され、“あなたの「丸投げ」、受け止めます” に含まれる内容の表現を変える必要がある。

また、先行してリニューアルした採用サイトとの整合性にも欠く状態が続いている。
上記より下記3点を目的としたい。

  • メインコピーである“あなたの「丸投げ」、受け止めます” は変えず、現在の事業内容に表現方法をアップデート
  • 会社としてのメッセージとブランディングをすべてのサイトで統一
  • すべての来訪者が必要な情報にたどり着ける(サイト導線/情報が整理された)Webサイトに

2.ターゲット

  • IT業界のマーケティング部門
  • 営業・技術・購買・法務など、マーケのステークホルダーとなる関連部門の担当者も含む
  • 猿人への求職者(経験者/中途採用想定)

3.スケジュール

2022年内公開

4.予算

ひみつ

5.対象範囲

ape-man.jp 配下の公開ページすべてのリニューアル
*リクルート(recruit.ape-man.jp)は除く

6.依頼内容

  • 現状サイトの改善すべき点の提示
  • リニューアルコンセプトの提案
  • サイトマップ案
  • コピーライティング案
  • Webデザイン案(TOPページのみ)
  • HubSpot機能を活用した提案
  • Web開発(HubSpot)
  • 制作スケジュール
  • 概算

第3章:熱くて、カオスで、素敵やん

Abe:すみません。はじめに言っちゃいますが、ちょっと記憶を呼び戻すのに大分苦戦しています。汗

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Abe:はじめは、普通に正面突破で問い合わせをしてUrabe sanとのミーティングの場を設けていただき、「第2章:猿人からの依頼」をお伝えさせていただいた記憶です。

─── 初回ミーティングの際、どんな印象をお持ちでしたか?


Urabe san:
HubSpotを使った構築案件としては、比較的ストレートな要望というのが、第一印象です。HubSpot CMSの機能では到底賄えないような案件もよくあるのですが、今回は、HubSpotが持っているCRMの機能と合致する要件範囲と認識していました。

あと、初回ミーティングやヒアリングシートの回答から、自社認識がかなりはっきりしていて「自分たちはこうだ」というキャラ付けがすごく強くて、結構キャラが強い会社だと感じていました。笑


Kondo san:もちろん、旧コーポレートサイトトップのイメージからもキャラの強さを感じていました。「世の中を変える」って結構強いメッセージですよね。というか、熱いです。


Abe:そんな我々からの提案依頼を受けて、

─── どのような課題感を認識されましたか?


Urabe san:
最初のミーティングで「情報設計がカオス」「HubSpotの内部環境もカオス」「伝えたいメッセージとトンマナがチグハグ」ということを聞いて、課題の本質は、いろんな所があるべきところに収まっていない状況と受け取り、この交通整理をしなければいけないと思いました。

我々が解決しなきゃいけない課題は「交通整理」だとして、もうひとつ、万全を期さなければいけないのは「構築」。依頼を受けさせていただく上で確実により良い状態、To-Be(理想の)状態に持っていかなければいけないので、体制面での不安を抱えてはいけないと感じ、盤石な体制が必要だと思いました。

これは、私が案件のご相談をいただいた際、必ずクリアした上で提案に臨むべきポイントなんです。これができて初めてお客様の課題解決があると思っています。


Tsuchiya:
素敵やん。いい話聞いたわ。そんな風に思っててくれたなんてうれしいなぁ。

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第4章:ない袖は振らない勇者

Urabe san:磐石な体制作りをした上であれば、我々としてもご提案させていただく価値があると思っていたのですが、ご相談いただいたタイミングがちょうど別プロジェクトのリリース直前でまさにこれから佳境を迎えるタイミングだったり、社内でもありがたいことに大型プロジェクトが他にもいくつか複数進行していて制作リソースがほぼ埋まっていた状況にあったため、とても自分が理想とするスタートができない状況でした。なので、お受けさせていただくのであれば、信頼のおけるパートナーと組みたいと思っていました。

提案まで1週間ほど時間があったので、その間に、CRHと以前からお付き合いのあったJBNさんに相談をしました。そのうえで信頼がおけるパートナーとして自分の中の理想を叶えてくれると感じたため、今回の提案依頼をお引き受けするという判断に至りました。


Tsuchiya:
これ、すごく素敵な協業だと思うんですよね。

とてもうまく協業していただいていたと思っており、お互いにどういう風に擦り合わせていたのか気になっていました。興味本位で聞くのですが、CRHとJBNは同じHubSpot Solutions Partnerで両社共に自社だけで請け負うことができるという認識です。Urabe sanはどのような役割分担を想定してJBNに話をもちかけたのですか?


Urabe san:
このコーポレートサイトリニューアルというプロジェクト単体で考えると難しいのですが、一番最初にご提案させていただいた際、HubSpot運用の本番はサイトローンチ後から始まるというようなお話をさせていただいたかと思います。

CRHの強みは、戦略から戦術に至るまで一気通貫/ワンストップで承らせて頂いておりますが、特に一緒に伴走して行く運用であったり、その上流工程のコンサルティングで生かされると考えています。

私個人の職域はディレクションやPMだったりするので、そういった部分でプレゼンスを発揮しやすい一方、JBNさんはアウトプットのクオリティにとても信頼がおけるという認識でした。最初は少し楽観的な希望もあったのですが、両社の持ち味を生かすことでまとまりが出るのではないかと考えておりました。


Tsuchiya:
JBNに協業を持ちかけるのって、Urabe sanからすると若干勇気いる感じでしたか?


Urabe san:正直、ありました。

JBNさんに対してもOKしてもらえるかという点でもそうでしたし、猿人に対しても2社で臨むという提案自体が、意図しない解釈で汲み取られてしまうリスクも当然あると思っていました。

誠意をもって案件を請けるとき、いろいろな伝え方(提案)があると思うのですが、一つは「自社(1社)にお任せください」といったような伝え方で、ストレートな請け方(信頼の答え方)だとは思います。

もし(猿人が)そういった提案を望まれていた場合、きちんと説明して納得していただかなければならないと考えており、提案の際には「JBNさんはアウトプットにおいて、とても信頼がおけるパートナー」として紹介させていただいた記憶があります。

Tsuchiya:これすごい重要な判断ですよね。「顧客にとって一番いい形は何か?」を考えた時に、期待された形ではないかもしれないけど「絶対こっちの方がいい!」という提案する決心をして、それをどのように伝えるか。なかなか難しいですよね。普段、猿人もそういう姿勢でクライアントワークを進めているため、その葛藤、よく分かります(笑)。ただ、Urabe sanはこの部分をストレートに説明してくれたので、すんなり入ってきました。

Urabe san:提案時に自社で請負う場合の課題、リソースとアウトプットを保証できるかが肝だったなと思っており、その点で確かに理解を得やすかったという印象でした。

あと、補足ですが個人的に「絶対にこけたくない」っていう気持ちがちょっとありました。


Tsuchiya:
興味本位で聞くんですけど(2回目)

僕らは、誰かからの紹介でもなく、CRHのWebサイトから問い合わせをしたので、いわゆる義理立てとかも特にない状態だと思うんです。Urabe sanが「絶対にこけたくない」みたいな強い想いを抱いた根源は何ですか?


Urabe san:
依頼という点では、その通りなのですが、また僕自身がCRHでPMというポジションで入ったのは、これが二件目だったんです。一件目はとてもハードな案件で、しかも猿人からの依頼をもらった時が、そのローンチに近い時期だったので、「この案件は絶対に成功させたい」という個人的な想いが特に強いタイミングだったかもしれないです。

Tsuchiya:なるほど。

Urabe san:あと、プロジェクトに参加しているプロジェクトメンバーでしょうか。クライアントはもちろん、特に今回JBNさんは社外ですし、素材やコンテンツ準備なども含めて一緒に構築して行くメンバーに過酷な思いをさせたくない、というPMとして気持ちがどこかにありました。

どうしても仕方なくなってしまう部分っていうのはあると思いますが、PMに起因する部分ではなるべく避けたいという想いと、その上でいいアウトプットにしたいという理想がありました。


Tsuchiya:素敵やん(2回目)

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いや、いいですね。そんな想いがあるからこそ一歩踏み出したこの体制になったわけですね。


Urabe san:最初から「ない袖は振らない」ようにしようっていうのを決めました。

Tsuchiya:猿人は、クライアントの丸投げを受け止めることを標榜してますので、PMはもちろん、アウトプットにこだわりを持つということにすごく共感します。

この話、興味本位で聞いたんですが、すごいいい話だから書きますね(つづく)

 

==== 筆者あとがき ====

猿人の役目は、クライアントの成果につながるいい提案をすることと、また高い品質で実行まで支援すること。おそらくクライアントにもご評価いただけてるはずと信じています。でも、これは猿人だけで為せる技ではなく、『超』がつくほど仕事のできる協力会社がたくさんいるため。猿人が案件の理想(To-Be)を示し、それを具現化するために様々な協力会社がそれぞれの強みを駆使してチームとしてプロジェクトを成功に収めていく。今回のリニューアルプロジェクトでも、猿人がクライントのPJを支援する時とまさに同じ形を再現していたんだと、このブログを書いていて実感しました。

 

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猿人があなたの丸投げを、受け止めます。