SARU BAR – センスの磨き方 –

渡 元春

芸術一家に生まれるも美的センスを受け継げず、代わりに運動神経を手に入れた、渡です。
猿人オフィスにあるバーカウンターでは日夜酒を酌み交わしながら熱い議論が繰り広げられています。土日になるとバーカンで社長が競馬に燃えているという噂も。

とある夜、こんな話が話題になりました。

 

るという噂も

渡:「もっと社員の力を付けるのに、会社としてできる支援とか、学習の機会とかって作ったりできないですかね?」

罍:「会社としても大事だけど、そもそも最近の(猿人の)若者にはセンスが足りてないよね。センスを磨く努力が足りてないよ。まずそこからじゃない?」

土谷:「渡は企画書のセンスないもんなぁ。」

渡:「センスセンスっていけ好かないなぁw 例えば企画書だと、社内にある過去に作ったセンスいいかっこいい企画書をテンプレートにするとか、新しく入社した人でも見た目には時間をかけずに作る方法はありますよね?」

罍:「そうはいっても、努力してセンスを磨くことは大事だよ。美術館に足を運んだり、流行りのイベントに参加してみたり、感性を磨く努力をもっとしないといけない。」

センスって何?

辞書で引くと
「物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの」

とあります。

センスは生まれ持ったものももちろんあると思いますが(アシスタントの人が初めて作ったパワーポイントの資料がとてもデザインセンスが良かったり)、日ごろの心がけ次第で磨くことができるとのこと。
私は個人的にこういう感覚的なもので躓いたり評価されるのは好きじゃないので(センスがあまりない自覚があるので・・・)、すぐに「センス」を持ち出す人は嫌いでしたが、この日を境に「センスを磨く」ということを意識してこなかったことを反省したのでした。

センスの磨き方

ではセンスってどのように磨くのでしょうか?

罍:「まず、最近の若者はテレビを見ない。猿人の仕事をするなら、世の中にウケているものはなんなのか、TVやCMを見て感じる必要がある。打ち合わせの話題にもできるしね。
あとは、やっぱり美術館や流行りのイベントに行ってみて、自分はどういうものをいいと感じるのか、それはなぜなのか、そういうことを感じて、自分の感性にハマって気持ちいい!っていう経験も大切。」

なるほど、確かに。最近ではテレビもAmazon PrimeやNETFLIXなどの台頭で自分の見たいものを好きなときに見られるようになりました。InstagramやFacebookなどのSNSも興味のあるものだけフォローして、自分の興味のある事柄だけに関心が向きがちです。
実は自分も気づかないうちにインプットする情報をすごく狭めて、自分に都合のいいコンテンツだけで満足していたのかもしれません。

この話を聞いてから、日々のインプットへの意識が変わってきました。
全く見ていなかったテレビも見るようになり、デザインのヒントなどを溜めておくためにpinterestも始めてみました。SNSも趣味のカヌーばかり見ていましたが、ビジネス関係のアカウントのフォローも増やして、ちょっと意識に引っかかった記事やコンテンツは目を通すようにしています。週末のドライブではラジオを聴く時間も増えました。

最近、センスは情報量と知識量だというTweetがバズってました。

まさにその通りで、例えばデザインのセンスを例に挙げると、どういう風なレイアウトにすると見た目が良くなるのか、世の中のデザインの共通点などを日ごろから意識していると自分で企画書を書くときにも活かすことができます。

また、いろんな情報に触れることで、興味関心の幅も広がっていき、よりインプットが増えるという好循環も生まれてきているように感じます。
おもしろいなと思ったものは社内で共有したり、猿人の取り組みにも活かせないかなど、アウトプットする方法も考える機会が増えました。吸収した知識をどう仕事に紐づけてアイデアをおもしろくしていくかなど、だんだん自分も楽しみながらやっています。

センスは磨ける。

以上。

この原稿を社内で確認したところ

土谷:「あんときの俺が一番伝えたかったところが抜けてる。こりゃもっかい猿バーで激論だな。で、それをこれの続編に。」

とのこと。。。
乞うご期待!

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