2021年 年頭“直”感

宇野 浩二

あれ、もう2月ですね。遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。猿人の宇野でございます。
緊急事態宣言の最中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私はと申しますと、これまでと時間の使い方は大きく変わりましたが、仕事面でも遊び面でもある意味充実した日々を過ごしております。さて、この年頭直感ブログ、今回で3年目となりますが、2020年はいろんなトピックがありましたので、その振り返りと、希望にあふれる2021年について書いてみました。どうぞご査収くださいまし。

1.その仕事、捏造につき

突然ですが、私は自宅では一切お酒を飲まないものですから、どこにも出かけなかったこの年末年始は、爆発寸前のストレスを積読処理エネルギーに転換し、大量な読書量とYouTube閲覧数を記録しました。で、その中で、心身を清められた一冊がありましたので紹介させてください。

ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論

 

Jobs

 

何かしらの(政治的、圧力的)理由で作られた役割(ポジション)や仕事が、世の中の何の役にも立たず、非生産的で、無駄でしかなく、上層の一部の組織、業務、ヒト・カネを守るためだけに生み出され続けているさまざまなケースが描かれているんです(実録です)。


しかもその仕事を担当している者がその「クソどうでもいい」仕事に自分の存在意義を否定され(または存在さえも認められず)病んでいくという。それらを人類学者が痛快に分析する現代仕事理論書。


嗚呼、官僚的ってのはこういうことなんだろなー。ぜってーやだなー。


文中にブルシットな業務の一例として、われわれの仕事(広告業)も触れられていました。

 

“価値のある仕事とは、あらかじめ存在している必要性に応えたり、ひとが考えたこともない製品やサービスを作り出して、生活の向上や改善に資するような仕事ではないでしょうか。私は、ずっと昔の仕事はほとんどがこういう種類の仕事で、われわれが暮らしてきたのはそういう世の中だったはずだと信じています。今となっては、ほとんどの産業では供給が需要をはるかに上回っていて、それゆえ、いまや需要を人工的につくりだされるのです。私の仕事は、需要を捏造し、そして商品の効能を誇張してその需要にうってつけであるようにみせることです。実際、それこそが、広告産業になんらかのかたちでかかわるすべての人間の仕事なのだと言えるでしょう。商品を売るためには、何よりもまず、ひとを欺き、その商品を必要としていると錯覚させなければならない。もしも、そんなことにわれわれが携わっているのだとすれば、こうした仕事がブルシットでないとはとてもいえませんよね”

 

OMG…なぜかこれを読み終えた後に、何か後味の悪い、妙な心持になったと同時に、あらためて仕事の本質について考えさせられました。われわれは、世に、市場に寄与できているのだろうか。


ということで、2021年はどれだけ、需要を捏造できるかにチャレンジしてまいりたい所存でございます(違。

 

2.猿人が変わらないでいられた理由

2020年、猿人はおかげさまで変わらず元気でした。そしてある意味“のん気”でした。振り返れば2019年は膨大なリアルイベントの量をお手伝いさせていただきましたが、2020年はほぼゼロです。けれど、われわれは変わらず忙殺されていましたし、人も時間も足りない状態でした。というより、飲む時間が制限された分、ロボット化しましたね。今考えると、昔は夜中まで飲んで朝から打ち合わせなんていう日々を良く繰り返せていたなぁと。もうあの頃には戻れない、ニューノーマル。脱線しましたが、そう、おかげさまで忙しくさせていただいています。皆さんが体感されている通り、マーケティング活動もデジタルに大きくシフトしましたので、猿人のサポート領域も同様に幅が広がりました。クライアントのオフライン施策(展示会などのリアルイベント)の予算がオンラインにスイッチされていきましたので、そこに我々の出番を大きくいただいたというわけです。クライアントも同様に「これまでのイベントでのKPIをどう達成するか?(コロナ禍がいつまで続くかわかんないし、どうしよう?なんかいい方法あるかね?)」が四半期ごとに課題に上がり、猿人がクライアントの企画・立案から携わる機会が増えたのもコロナがきっかけでしたね。

 

3.猿人の強みは社員の柔軟性

猿人の業務領域はBtoBマーケティング支援“全般“を謳ってるとは言え、これまではイベント比率が高かったわけですから、社員がみんなハイレベルな話やデジタル施策の提案ができるわけではありません。現在もそこが猿人の課題だったりします。けど、だんだんハッタリが上手になってきましたのでお客さんも雰囲気に騙されて仕事が舞い込んできます。


あ、これ詐欺のような感じで捉えられるかもしれませんが、私は「顧客満足」の一環だと思っとるんです。どんな手法であれ、目の前のお客さんのリクエストを「ばっちりです!まかせて下さい!」と言える度胸。で、そこでお客さんに安心させてしまった「=約束(コミット)」からには必ず実現させなくてはなりません。お客さんとの会話がちんぷんかんぷんだったとしても実現する。約束したら絶対やる。もちろん逃げません(返信が24時間超えたらクビにします)。


幸いなことに、猿人には類まれなる優秀な社長(!)と協力会社、パートナーがいますので、大抵のことは答えを導きだす仲間がいます。知識と経験値のバックアップが強力なので、ちょっとやそっとのハッタリだとしても、まじ実現できちゃうのです。で、それが実績となっていく、で、自信がついていくというループです。あー、言葉で書くといい感じの組織だなww。


いままで自分の得意技でのみ勝負していた社員が、持ち前の柔軟性と猿人のカルチャーで大きな武器を手に入れて、クライアントの幅広い課題・悩みに対応できるようになってきたというのが昨年の大きな変化です(現在は半分ハッタリですが)。

 

4.僕らの使命

2020年は猿人での新たな取り組み、討論会型オンラインセミナー「座組」を始めました。

 

zagumi

 

で、今年も日本を揺るがす(?)新しいプロジェクトが間もなく立ち上がります。あらためて皆さんにご案内させていただきます。


早いもので猿人は今年で15期を迎えるようです。これまではイベント単体などクライアントのマーケティング活動の一端をアクティビティ単位でお手伝いすることが多かったのですが、ここ数年はコンサルに近いご相談も増えてきて、あらためて猿人の存在意義を考えることがあります。冒頭の話に戻りますが、

 

“需要を捏造し、そして商品の効能を誇張してその需要にうってつけであるようにみせることです~~~商品を売るためには、何よりもまず、ひとを欺き、その商品を必要としていると錯覚させなければならない”

 

僕らは目の前の案件や売上にとらわれずに、真に、クライアントの先にいる顧客や市場を見て仕事をしなくてはならない。


それが猿人というブランドを向上させることにつながるんだと。ちょっと恥ずかしいですが、そんなことを社内ではよく話します(機嫌が悪いときは売上数字の話で拷問し続けますけどね)。


2020年はおかげさまで売上的にもコロナの影響はほとんどなく、それどころか新規のお客さんに恵まれた年でした。そんな僕らの熱い“クライアント愛”を感じ取ってくれるお客さんと、実現に向けてサポートしてくれる協力会社さんと今年もさらに飛んでまいりたいと思います。2021年はこれまでの猿人の主幹ビジネスに加え、討論会型オンラインセミナー「座組」など、さまざまな取り組みを進めてまいります。


どうぞ今年もご期待くださいませ。


本年もお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

楽しかったあの頃の想い出の写真


※楽しかったあの頃の想い出の写真

 

 

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